2009年09月09日

リマスタリングが信用出来ないの巻

以前ここのブログに「音がデカ過ぎるCDは聴き疲れするので1回聴いたらお腹いっぱい」みたいな事を書いた気がするのですが、今日たまたま英語のWikipediaを見ていたらこんな項目に遭遇しました。

Loudness war Wikipedia (en)

ページの右側にある緑色の波形がビートルズのCDを例にしたリマスタリング年別の音圧変化を表したもののようです。


(※↑直リンしてみた。)

1983年、1987年、1993年、2000年と年を追う毎に緑の部分が増えていますがこれは年々音圧が上がっていること(=Loudness war/音圧戦争)を示しています。
1993年までは波形がそのまま大きくなっているように見えますが2000年のは形が歪んでいますね。

こういう事態がなぜ起きるのかと言いますと、人間はぱっと聴き音が大きい(音圧がある)と音が良いと錯覚するからなんですね。それで音が大きい方がインパクトが強い(=よく売れる)という風潮になってしまい皆が音圧を競い始めた結果、曲のダイナミクス(強弱の幅)が犠牲になってしまったんです。まぁ元々ダイナミクスのない音楽ならそれでも問題無いのでしょうが平歌とサビの音量差くらい分からないようではやはり問題でしょう。

折しも本日、全世界でビートルズのリマスタリングCDが一斉発売された模様ですが・・「細かい音まで良く聞こえる」っていう宣伝から推測するにまた曲のダイナミックレンジ狭くなってません??
音楽を生かすも殺すもマスタリング次第です。時流に流されず何年先に聴いても色あせる事のないマスタリングを切望します。一音楽ファンとしてここのところは声を大にして言いたい。


ビートルズのリマスタリング盤を試聴してみた (2009/09/16)
へ続く。
posted by miduno at 22:50| Comment(6) | オーディオ | 更新情報をチェックする

2009年07月17日

アルバム Joao Gilbertoを聞き比べてみる

以前SHM-CDの事を書いたときにジョアン・ジルベルトのアルバム「Joao Gilberto(1973)」のリマスタリングについて辛口なコメントをしました。
「2003年盤は1998年盤に比べると、一聴生々しいように聞こえるがマルチバンドコンプレッサーの副作用で云々・・」という内容だった気がします。
先日この「Joao Gilberto」の1988年ブラジル盤を入手したのですが、これが非常にコンプ感の少ない音で本来の音を表現している気がしたのでリッピングして比較してみました。

Joao_gilberto.png

波形は上から88年盤、98年盤、03年盤となっています。年代が新しくなるほどコンプがきつく掛かってダイナミックレンジが狭くなっているようです(その代わり聴感上の音量は大きくなっています)。
88年盤は若干中低域が寂しい感じもしますが声の生々しさと微妙な強弱のバランスが素晴らしいです。特に2曲目の「Undiu」は歌詞が単調な事もあってぱっと聴き地味なのですが、絶妙なクレッシェンドとデクレッシェンドのおかげで表現の幅の広さを味わうことが出来ます(こういう点が分からないリマスタリングは問題有りと考えています)。
98年盤はおそらく88年盤のデジタルマスターからリマスタリングしたものでしょう。各トラックの長さが全く同じです。
ところで1998年盤の帯には確か「世界初CD化」と謳ってあったのですがアレは何だったんでしょうか?
posted by miduno at 00:08| Comment(0) | オーディオ | 更新情報をチェックする

2009年07月03日

手軽にサラウンドを楽しんでみる

Macでお手軽に5.1chサラウンドを楽しめるというオーディオインターフェイス(?)が2980円で売っていたので騙されたつもりで買ってみた。



しまった5.1chのソースがない・・。
仕方がないのでドルビーサラウンド(多分AC3)でエンコードされていたはずの冨田勲さんの「惑星」を聴いてみる。
スピーカーが足りないので取り敢えず4.0chで。


惑星

惑星

  • アーティスト: 冨田勲
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2007/10/24
  • メディア: CD




おおぉ!すごい!ちゃんと音が真横や後ろから聞こえる!
これってサラウンド信号がエンコードされて2chステレオに収まっているって事なのかな?感覚的にはマトリクスサラウンドに近いような。

あとDVDとかもサラウンドで観られるし効果音とか4.0chくらいで作っても楽しそうだなぁ。良い買い物したかも。
posted by miduno at 21:34| Comment(4) | オーディオ | 更新情報をチェックする

2009年06月15日

だからそこは「BPM」だってば!

iTunesでCDをリッピングしようとするとネット上のデータベースから自動的に曲名を拾ってくれるのでとても便利なのですが・・・BPM欄に間違ってbpsが入っている場合がとても多い!

Pulse.png

BPM=Beats Per Minute
bps=bit per second

BPMはテンポのことなので間違えないで下さい!
posted by miduno at 16:07| Comment(3) | オーディオ | 更新情報をチェックする

2009年06月07日

〜そろそろ決着を付ける? どうするカセットテープ〜

【小寺信良の週刊 Electric Zooma!】
第416回:カセットをUSB録音、ノバック「CASSETTE to DIGITAL」
〜そろそろ決着を付ける? どうするカセットテープ〜
(AV Watch)

録音・映像メディアの変遷は時に残酷なものでありまして、過去に録り貯めた貴重な音源、貴重な映像がある日突然役に立たないモノになったなんて事が少なからずありえるのですね。
僕が持っているメディアだけ考えても「レコード」「カセットテープ」「DAT」「MD」「VHS」「LD」・・ここら辺は既に絶滅危惧状態ですから現行のデッキが壊れたら多分もうアウト(か、それに準じた状態)ではないかと思います。
当然メディア自体も経年劣化で転写やドロップアウトが起きたりするわけで・・。転ばぬ先の杖、早めにデジタルアーカイブをしておいた方が良いですね。
posted by miduno at 02:22| Comment(0) | オーディオ | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。