レコーディングスタジオに置いてあるデジタル機器の基準レベルは-16dB=0VUが一般的です。これは-16dBの信号を出したときにVUメーターが0を指すレベルで、そのレベルの信号を入力したデジタル機器は-16dBを示すように調整されています。
しかしアナログ機器は+4dB=0VUが標準です。なぜデジタルとアナログで基準が違うかと言えばその意味合いが違うのです。
アナログは0dBを越えても急激には歪まず+6dBくらいから緩やかに歪みが増えてゆく(電気的に飽和をする)のですが、デジタルでは0dBを越えると急に歪む(フルビット以上の信号を記録できなくてクリップしてしまう)わけです。
デジタルレコーダー等で録音してる最中に、ちょっとしたピークで歪んでしまうと困ってしまうのでピークに16dB分の余裕を持たせるのが-16dB=0VUという基準の意味です。
しかしながら放送の現場などでは-18dB=0VUで調整されていたりします。これはヘッドマージンを通常より2dB広めにとる調整方法なのですが、入力が2dB下がった辻褄を合わせるために出力が2dB上がるわけです。するとどうなるのか?
何ヶ月か前にKORGのMR-1000が壊れたというブログを書いたのですが、実は壊れていませんでした。というのは てっきり-16dB=0VUで調整されているとばかり思っていたオーディオインターフェイスが-18dB=0VUで調整されていたのです。
インターフェイスから出した0dBとMR-1000の0dBを合わせようとすると入力が歪んでしまったのはその為でしょう。インターフェイスの出力を2dB下げたら全く問題ありませんでした。
要するに間にデジタル機器であってもアナログ接続を行う場合は基準レベルの確認をしておきましょうという教訓でした。
2008年05月14日
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アナログ:-12=0VU
デジタル:-20=0VU
です
音の世界(といっても音の話ですが)との差は
なんでしょうね・・・
20dBくらい取っておかないとコンプが掛かってない効果音(拍手とか)は簡単に0dBまで振ってしまうのかも知れませんね。