2007年10月30日

「Bossa NovaはJoãoだ、だが

Piano e Voz

Joãoは明らかにBossa Nova以上だ」と評したのはCaetano Velosoであるが、同様のことはJobimにも言えると思う。
そう、明らかにAntonio Carlos JobimはBossa Nova以上である。そう思わせてくれたのはこのアルバムだ。
Em Minas Ao Vivo - Piano e Voz

これは作曲者であるところのJobimの自作自演、ピアノの弾き語りライブアルバムである。はっきりいって歌もピアノも「よれていて」全く上手くない。だが、それ故にはっきりと分かるJobimの音楽の特殊性。リズムをキープするパートがないので全くBossa Novaに聞こえない。というかJobimの曲はBossa Nova風に演奏するからBossa Novaに聞こえるのであってこのようにルバートをふんだんに使った弾き語りであると殆どクラシックのように聞こえる。

実際Jobimは自分の曲でも譜面を見ながら演奏をし、ジャズのアドリブのように聞こえる箇所も全て「書き譜」だったようだし、普段はDebussyなどを好んで弾いていたようだ。Jobimが弾く9thの和音はどちらかというと属九の和音と呼んだ方が正しいのかも知れない。

後に続く所謂Bossa NovaミュージシャンはJoão手本とし、その多くがギターの弾き語りから派生していったのに対し、Jobimを手本としそれに続く作曲家/演奏家というのはほとんど居ないのではないだろうか?
そういう点においてもJobimはBossa Nova以上であると言えると思う。

何度も繰り返し聴きたくなる素晴らしいアルバムです。
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2007年10月27日

音楽に超高域は必要であるが

今日はとあるプライベートスタジオにお邪魔した。当然防音が完璧ではないので外の音がよく聞こえた。するとピアノの音に朝から降っていた雨の音が少しだけ混じって何とも言えず心地よかった。まるでアナログレコードを聴いているかのような錯覚を覚えた(例えが逆な気もするが)。
自然音には超高域までの自然倍音がふんだんに含まれているのだ。

CDの音は人間の可聴帯域外と言われる20kHz以上の高域をカットしているのだけれどそれが故に聴感上不自然な印象を与えているのではないか?という説がある。
そこでランダムに20kHz以上の音を付加してしまおうという機材も存在するくらいである。
http://www.fidelix.jp/products/ahs/index.html

さてDSDで録音されたものには非常に量子化ノイズが多い。高域になるにつれ明らかにそのノイズは増えてゆく。
聞こえない音でメーターが振り切っているのだ。
アンプのボリュームを上げすぎれば超高域ノイズでスピーカーのツイーターを焼き切ってしまう危険性もある。そういう意味ではあまりにも高い周波数まで信号を記録してしまうのも危険と言えば危険ではある。
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2007年10月26日

Wの読み方

Wと書かれたら普通の人は英語読みで「ダブル」とか「ダブリュー」と読むと思う。今日ラジオを聴いていたらDJの人がほとんど「ダブユー」くらいの発音で読んでいたので、はたと気づいた。あぁこれって2つ(ダブル)の「U(ユー)」が重なっているって意味なんだな、と。つまり「W=UU」と言うことで。
ちなみにフランス語だと「W」は「ドゥブルヴェ」と読む。これはつまり2つ(ドゥブル)の「V(ヴェ)」という意味だろう。すなわち「W=VV」。

文字の形からするとフランス語の方が正しそうな気がするが英語にするととても読みづらそうである。
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2007年10月24日

名誤訳 ノルウェーの森

Norwegian Wood

ちなみに僕はビートルズに関してはあまりよく知りません。その点悪しからずご了承下さい。

さてビートルズの曲に「ノルウェーの森」というのがあるがこの邦題が誤訳であることはあまり知られていない。
原題は「Norwegian Wood」である。「Woods」であれば間違いなく「森」の意味だが、単数形のWoodは通常「木製の家具」を意味する。
つまり本当のタイトルは「ノルウェー製の家具」。実際に歌詞の中にも「森」を連想させる言葉は出てこないようである。
が、この曲調にして「ノルウェーの森」という言葉から連想される風景がぴったりなのである。恐らくこの誤訳が無ければ村上春樹の「ノルウェイの森」という小説もバカ売れすることはなかった気がする(読んだことないけど)。
まさに名誤訳と言えるでしょう(意図的だったらそれはそれで凄いけど)。
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2007年10月23日

初めて捨印の意味を知る。

書類の隅の方にある捨印欄。これって全然押す必要はないんだそうで。というか押してしまうと厄介なことになる場合もありえるそうで。
捨印を押すことは「今後書面の訂正についてその全てを認めます」という意味になるのだそうな。全然知らなんだ。
ちなみに捨印は押して無くても書類の有効性に変わりはないので、訂正がある度に訂正印を押してゆくのが正解らしい。
いままで何となく押していた自分に反省。ってか今更ながら心配だ・・
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2007年10月21日

そこの音、それが調整したいのですが

えぇ私、PAは専門ではありません。が、メインスピーカーから鳴ってる音のバランスは何となく調整出来ます。どこが出ていてどこが足りないのか、日頃から「音のバランス」には注意しています。そこしか注意してないとも言えます。

さてそんな折、PA中にぶち当たった壁が。周波数特性は割とフラットに出来たし楽器毎のバランスもとれた。なのにいつもいい音だと思っているものと何かが違う。・・ん?
「位相がずれとるやん!!」

そう、ギターアンプやベースアンプから出ている音とそれを拾って増幅したメインスピーカーの発音タイミングがずれとるのであります。当たり前です。 発音源が3.4メートル遠くに行けば音は10ms遅れるんです。 音は速度が遅いんです。

特にベースの逆相感(何でモノラルのはずなのに広がってるの!?)が気になって仕方がなかったです。スピーカーを引っ込めたり出したりしましたがどれも何か違う音。
デジタル卓使ったりするとA/D変換、D/A変換のタイムラグもあるだろうし・・位相管理がこんなに大変だとは思いませんでした。

逆に言えばいわゆる「ライブっぽい音」っていうのはこの「位相ずれ」した成分が多く聞こえるってことなんですよね。

他にもギターアンプとかベースアンプから出てる音ってどうやったら調整できるんだろう?と結構本気で悩みました。いや既に鳴ってる音にEQ掛けるのは不可能なんですがね・・・。難しいですわPAは。
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2007年10月20日

いきなりO2Rを使えと言われても

O2R

そりゃ無理ってものだ。O2Rとは数年前に一世を風靡したYAMAHAのデジタルミキサーである。PAを頼まれたので行ってみた先の卓がこれだった。
こんなものが何故公共の施設に導入されているんだ?そもそも職員だって使い方分からないんじゃないのか??

このミキサーは高機能であるが故、初心者に非常に厳しい。フェーダー1本に一体幾つの役割が与えられているんだ??ってな感じ。
「とにかく音を出してくれ」と言われるが既にルーティングが決められている(どこかの業者がつないでいったらしい)ので無闇に接続を変えるわけにもいかない。
内蔵エフェクトは沢山のプリセットがあるが呼び出し方が分からない。どこにアサインされているか分からない。どこにセンドされてどこにリターンされているかも分からない。とにかく分からない。
なので偶然近くにあった簡易パワードミキサーでPAやりましたとさ。

つかね、限られた人しか使えんものに税金使うなと。
勿体なさすぎだと。てかO2R音細すぎだぞと。
もっと音の良い卓買えと。


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2007年10月15日

Strawberry Recordのアルバムを聴いてみる

HMVからStrawberry Recordのデビューアルバムが届きました。さっそく聴いてみて率直な感想。

「やっぱりいいねぇ。・・ってか音デカっ!!」

リマスタリング前に比べて格段にヘヴィーなサウンドになっております。
インディーズ盤も結構レベルが入っていて「良くここまでやるもんだ!」と感心していましたが、リマスターはコンプレッションのムラが解消されて、もはや音が塊になっています。

手持ちのVU計で比較してみますと「君が最強」ではリマスタリング前のものに比べて2〜3dBは大きい感じ。-12dB=0VU(マスタリングの基準レベル)に合わせたレベルメーターが振り切ったまま戻って来ません。

一体誰がマスタリングを?・・と思いつつマスタリングをした「tucky」という人を調べてみると、何と元JVCマスタリングセンターの瀧口さんであることが判明。
え、瀧口さん??



実はmidunoストアに出品中の榊原大さんのアルバムが瀧口さんのマスタリングなのですがあまりにも雰囲気が違うのでビックリしてしまいました。

「レベルさえ突っ込んであれば良いのか?」と訊かれれば「そうだ」とは決して申しませんが、音楽性を維持しながら音を大きく出来るってプロの仕事だなぁと思った次第。
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2007年10月13日

怪しい商品ばっかり集めてみようとしたら






・・・Amazonにはあんまり無いみたい。
結果的にお薦めできる物ばかりが集まってしまいました。
自分で注文するから確実にポイントが還元されるし、
これぞ一石二鳥(笑)。
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